社員インタビュー
interview
製造3課
第3工場において製品の製造を担当しています。製造するのは医薬品中間体や各種無機・有機化学薬品、化粧品原料、試薬など多岐に渡る製品。現在手掛けているのは、あるインクの原料となる物質ですが、私たちが作った製品は、世界各地で様々な品に使われています。 製造処方は、技術開発課がラボスケールで検討を行ったもの。これに沿って私たちは設備を組み立て、実機スケールでの生産を実現していきます。危険物も取り扱うため、細心の注意を払いつつ、お客様の求める性能・品質を追求し、よりよいものづくりを行っています。
仕事の魅力・やりがい
製造処方どおりに生産しても、ラボスケールと実機スケール(ラボの約数千倍)の違いから、製造工程で様々なトラブルが発生することも少なくありません。その際には技術開発課と連携し、設備を新たに組み立てたり、工程を調整するなどして問題解決のために思考錯誤します。これがなかなか大変なのですが、苦労して製造した製品がよりよい品質・性能で出荷できたときはもちろん、自ら作った製品が使用された商品が店頭に並んでいたり、新聞に掲載されていたりすると、「世の中に役に立つ仕事をしている」とこの仕事の魅力を実感します。
職場の雰囲気
製造3課には7名のメンバーが所属。20代男性が多いので、とても元気がいいですね。仕事の後にはよく食事会に行きますし、冬には一緒にスノーボードに行ったことも。私自身は小さいころからプラモデル作りや図工の授業など、手を動かして何かを作ることがとても好きでしたが、他のメンバーも「モノづくりがしたい」という思いを持つ人が多いように思います。仕事におけるコミュニケーションもしっかりと取り合い、作業において気が付いたことがあればすぐに報告。問題解決をしっかりと行う文化があります。
今後の抱負
事故ゼロで安全な製造ができるよう、工場環境を整え、課員にも指導を徹底していきたいと考えています。現在も毎日工場の見回りをしていますが、いい製品を作り続けることと同時に、安全な製造環境を確立していくことはとても大切です。作業の安全性については、月に1度の懇談会でも、よくあがる話題の一つ。今後も「労働安全衛生法」などを勉強し、安全に向けた取り組みを強化していきたいと思っています。 また、製造スキルの共有など、課員のスキルアップにつながる取り組みも実施していきたいですね。