社員インタビュー

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技術開発課

技術開発課の仕事は、お客様から製造依頼をうけた製品を、工場で安定的に量産できるよう検討し、その製造処方を開発することです。当社は営業職を設けていないので、私達技術者がお客様のもとに出向いてヒアリングを行い、それをもってラボで処方を検討。完成した処方を製造現場に伝え、試作に立ち合い、製造課と協力して実機スケールでの製品製造を実現します。あらかじめ製造処方が開示されている案件もあれば、化合物の構造のみを提示される案件もあり、製造処方を独自考案する場合には1年近くの時間を要することもあります。

仕事の魅力・やりがい

1つの製品において、処方検討から製品製造まで一貫して携わることができる点に魅力を感じます。ラボスケールで成功していたことが、実機スケールではうまく行かないというのは、よくあること。問題が発覚するたびに製造課のメンバーと相談しながら、目的の性能を満たす製品を量産に導く過程は、険しくもやりがいのあるものです。 また、納品後にお客様から「目的の性能が出ていました」とご連絡いただくと、より一層やりがいを感じます。直接お客様と会う機会があり、生の声を聞くことができるのも、この仕事の魅力の1つです。

職場の雰囲気

ほぼ20代のメンバーで構成されている技術開発課。同世代が多いからか、困ったことがあればすぐに相談できる雰囲気があり、メンバーからよくアドバイスをもらったりしています。普段は個人で別々の案件を担当しているのですが、考え込んでいると声をかけてくれたり、気さくな人が多い職場です。 また、会社全体で「いいものをつくろう」という雰囲気があるので、課を越えて他部署の同期に相談をもちかけ、アドバイスをもらうことも。皆、各課で責任のある仕事を任されているからこそ知見が豊富でとても頼りになります。

今後の抱負

製造現場のことについて、もっと知識を深めていきたいと考えています。というのも、私達の仕事である製造処方の開発には、設備考案も含まれているから。現在は、製造経験のある上司にアドバイスをもらいつつ設備考案を行っていますが、ゆくゆくは自分で考えられるようになりたい。そのために、もっと製造現場や設備について学んでいきたいと考えています。 またこの仕事では、お客様や製造課との対話・伝達がとても大切。だからこそ、コミュニケーション能力についても鍛えていかなければと思っています。

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